【開発報告 第3弾】デバイス搭載イメージと空力シミュレーション

今回は第3回の活動報告となります。
日々発生する課題と格闘しながら、年内にはリリースできるよう、開発が続いております。今回は、デバイスの装着イメージからご紹介したいと思います。

デバイスの装着イメージ

6月の段階で筐体設計はほぼ完了していたのですが、削り出し品を確認したところ、更に滑らかにしたい箇所を発見し、モデリングの微修正と中国工場側での出力を繰り返していました。やっと昨日、完成版となる筐体が届いたので、早速取付けて写真を撮りました。

いかがでしょうか?
ダウンチューブへの取付けを推奨として、ボトルに沿うデザインになっています。現行バージョンとは逆で、シートチューブからダウンチューブへ、そして、フレームに沿わせるのではなく、ボトルケージに沿うデザインになりました。

その理由はいくつかあります。

  • アンテナの改良による電波効率の改善
  • 規格が揃っているボトルに沿わせた方が幅を狭く設計できる
  • ボトルケージとセットで取付けることで、デバイスがより目立たなくなる
  • ボトルケージが一つの場合、取付場所はダウンチューブが圧倒的に多い
  • 一般的にダウンチューブの方が太いためデバイス全体がダウンチューブに隠れやすい(前面投影面積への影響が無くなる)
  • フレームに被さる形状ではフレームのデザインを邪魔してしまう

近年、エアロフレームが一般的になる中で、ユーザー様からの声として「せっかくのエアロフレームなのに(細いシートチューブなのに)、それより幅の広いデバイスを取り付けるのは抵抗がある」というご意見が多くありました。
また、空力への影響を意識して、ダウンチューブに表裏を逆に取り付けているユーザー様を見掛けることもありました。第2世代での取付位置と形状の変更は、そういったユーザー様からの声や実際の運用状況を取り入れた結果となります。

空力シミュレーション

デバイスの取付位置や形状の変更により、空力性能に対する影響が改善しました。
では、どれくらい影響がないのか?・・・・
今回は、流体力学による解析を行いました!航空機や自動車はもちろん、ハイエンドモデルのフレームやホイールの設計でも使われるアレですね。解析は世界中のあらゆる分野でCAEソリューションを提供するアルテアエンジニアリング様に対応していただきました。NVIDIA Tesla V100 SXM2 16GB というGPUを8枚も使って解析されています。

結果(時速40kmで走行時のAlterLock搭載による影響)

  • Cd値: +0.00062
  • W換算: +0.02442W

ここから速度の差分を求め、タイム差に換算すると、1時間で 0.002秒未満 という結果になりました。100分の1秒を争ったとしても、その影響は限りなくゼロに近いと言えます。解析に使ったロードバイクは、ダウンチューブの幅が非常に細いエアロフレームを選んだため、差が多少多めに出ています。

アプリのリニューアル

ガラッと見た目が変わります!

機能や要素は変わりませんが、初めて触る方にも分かりやすい画面になるかと思います。上の画像は、V1デバイスを接続しているときの画面ですが、V2デバイスを接続するとデバイス固有の機能が操作できるようになります。V2デバイスのファームウェアが、まだβ版くらいの状態ですので、アプリとの接続テストをしつつ、開発を進めていきます。

最後に

デバイス、アプリともに開発は順調に進んでおります。しかし、これから技術的な目処をつけなければならない課題が少しと、量産・販売に向けての課題・準備なども山盛りですので、まだまだ頑張ります!ご期待いただいている皆様には、引き続き暖かく見守っていただければと思います。

※こちらでお知らせした内容はリリースまでに変更になる場合があります。

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