AlterLock Gen3の仕組み
大幅に進化したGen3の仕組みを詳しくご紹介します。
安心の異常検知アラーム
デバイスが動きを検知すると 最大95dBの大音量のアラーム音 が鳴ることで盗難を抑止します。
初回の検知では警告音が10秒間鳴り、2回目以降の検知で大音量アラームが鳴ります。
検知感度の調整
検知感度は「High」「Mid」「Low」の3段階で調整が可能です。
「High」は、ほんの少しの動きや傾きで検知します。「Mid」や「Low」は、それよりも感度が低くなります。 自転車を登録している場合は「Low」を選択することで、サイクルラックに最適化した感度になり、風や隣人の影響で多少の横揺れがあっても、安心して利用できます。
アラーム設定
大音量アラームは音を3パターンから選択できます。
アラーム音は5秒から60秒まで鳴動時間を設定できるため、鳴り続けることはありません。 誤ってアラームが鳴ってしまった場合は、アンロックすれば、すぐに停止します。
警告音やアラーム音をオフにすることも可能です。
一定回数アラームが鳴った後は、アラームを鳴らさずに静かに位置を追跡します。
進化した通信性能
デバイスは所有者のスマートフォンが近くにある場合はBluetoothで通信し、遠距離ではLTE-MまたはNB-IoT通信によって、アプリへ通知や位置情報を送信します。
旧モデルと比較して、通信性能が大幅に向上し、世界中の幅広いエリアで通信可能になりました。
LTE-M / NB-IoTとは?
世界中のモバイル通信網として普及しているLTE(4G)をベースとして、グローバルでIoT通信を実現するために開発された標準規格です。5G以降の時代においても利用可能です。
LTE-MとNB-IoTは、どちらも消費電力が低く通信距離が長く設計されています。
LTEをベースとしているため、通信エリアは携帯電話と同等の通信エリアが期待されます。
AlterLock Gen3では、LTE-MとNB-IoTの両方の通信規格に対応することで、グローバルでの通信を実現しました。
定期通信
AlterLockはロック状態にかかわらず、定期的に位置情報の取得と通信を行います。
定期通信の間隔は、6時間から24時間の間で設定可能です。
もしロック設定を忘れてしまっても、追跡できなくなる可能性が軽減されます。
追跡性能が向上
万が一盗難されてしまった場合や定期通信では、複数の測位方式で位置情報を取得します。
GNSS (GPS & Galileo)、Wi-Fi、4G基地局の電波を受信することで、GPSだけでは測位が困難な電波環境でも最終地点の特定を試みます。
AlterLock Gen3では位置情報取得アルゴリズムに改良を加え、消費電力を抑えながら、測位時間の短縮と精度の向上を実現しました。
Bluetoothトラッカーとの違い
AirTagなどのBluetoothトラッカーは紛失防止を目的としています。GPSなどの測位機能は無いため、近くに対応するスマートフォンが存在する場合のみ位置情報が分かります。
また、単独での通信機能を搭載していないため、Bluetooth圏外への通知機能がありません。
AlterLockは、単独での測位と通信機能を搭載しているため、どれだけ離れていても通知を受けたり、位置を追跡できます。
どんなときに使える?
ライド中の休憩や食事
ロングライドやツーリング
駐輪場所が不安な時
短時間でもバイクから目を離すのは不安・・・
ソロライドでは、どこにも寄れない・・・
気になるカフェがあるけど、店内からバイクが見えないから諦めてしまう・・・
休憩中もバイクが気になって、ゆっくりできない・・・
ツーリング中の宿泊先でもバイクが心配・・・
自宅のガレージでも何かあれば、すぐに気づきたい・・・
AlterLockがもたらす効果
アプリで見守る安心感
目の届かない場所に駐輪した場合、 実際に愛車のもとに戻るまでは、愛車が無くなっていないか不安でした。
AlterLockがあれば、アプリから愛車の存在を確認できます。
盗難抑止による安心感
アラーム音が犯人を警戒し盗難を抑止します。
多くの犯人は盗難をしても捕まるリスクが低いと考えて犯行を繰り返します。
そのため、少しでもリスクのある行動は避ける傾向にあります。
追跡による安心感
GPS / Wi-Fi測位、LTE-M / NB-IoT通信による追跡機能が どこまででも愛車を追跡します。
ロック設定を忘れてしまっても、 定期通信により長期間にわたり愛車の位置を発信します。
。
3つのロック方式
ライダーやサイクリストのことを考え抜いた 3つのロック・アンロック操作を提供します。
毎回グローブを外したり、スマホを取り出さなくても、ライドの合間に休憩し、すぐに走り出すことが可能です。
アプリ操作 | AlterLockアプリから1タップで操作 |
ボタン操作 | スマホが至近距離にある場合は本体のボタンで操作 |
オートロック | デバイスから離れると自動でロック 近づくとアンロック |
ボタン操作やオートロックの判定は、スマートフォンのBluetooth電波強度にもとづいて行います。
判定する電波強度は細かく調整することが可能です。
※ スマートフォンの機種や省電力機能により、ボタンやオートロックが反応しなかったり、反応が遅れる場合があります。
※ iOSのアップデート後にBluetooth接続が不安定になる事例が稀にあります。iPhoneを再起動しても復旧しない場合は、アプリからの操作でご利用ください。
誤検知対策
誤ってアラームを鳴らすことが心配ですか?
ロック後の初回検知では、10秒間だけ警告音が鳴るように設計されています。
盗難の場合は更に動きか加わるため、大音量アラームで威嚇することができます。
アラームをオフにしたり鳴動時間を5秒から60秒で設定できるので、アラームが鳴り続けて近所迷惑になる心配もありません。
サイクルラックに対応
サイクルラックに最適化された検知感度「Low」に設定することで、風や隣人の影響で多少の横揺れがあっても、安心してご利用いただけます。
デバイスの事故検知機能
山岳へのツーリングや郊外での単独ライドは、日常から解き放たれた環境へあなたを連れて行ってくれます。 しかし、万が一の事故への備えは万全ですか?
AlterLock Gen3では自転車やオートバイでの事故を想定した検知機能を搭載しました。 大きな衝撃と転倒を検出した場合、あらかじめ設定した緊急連絡先に位置情報を含むショートメッセージを送信します。
事故検知は以下の仕組みで動作します。
- デバイスの事故検知機能
デバイスが大きな衝撃とその後の転倒を検出すると、ビープ音が10秒間鳴ります。 - 緊急連絡先への通知
位置情報を測位した後、指定した緊急連絡先に支援を求めるテキストメッセージを送信します。 - 事故検知のキャンセル
事故検出から30秒以内にデバイスのボタンを押すことでメッセージの送信を中止することができます。
※本機能は、すべての事故の検出と通知を保証するものではありません。
※激しい振動を伴う走行環境において、誤検知が発生する場合があります。
※緊急連絡先への通知は、デバイスが通信可能な電波環境にあることが必要です。
他の製品と比較
AlterLock Gen3 | AlterLock Gen2 | KNOG Scout | Bike Finder | Lopard Lync | |
---|---|---|---|---|---|
アラーム | 95 dB | 95 dB | 85 dB | 109 dB | |
スマホ通知 | Bluetooth 範囲内のみ | ||||
位置情報 | GPS & Wi-Fi & 4G Cell | GPS & Wi-Fi | Find My のみ | GPS のみ | GPS のみ |
検知感度 | 調整可能 | 調整可能 | 調整可能 | 調整可能 | |
オートロック | |||||
ボタンでロック | |||||
定期通信 | |||||
バッテリー稼働 | 12週 | 6週 | 24週 | 2週 | 4週 |
外部通信 | 4G (LTE-M / NB-IoT) | Sigfox | 2G | 4G & 2G | |
グローバル対応 | ヨーロッパのみ | ヨーロッパのみ | |||
デバイスの事故検知機能 | |||||
サイズ・重量 | 厚さ 9mm・50g | 厚さ 9mm・50g | 厚さ 8mm・25g | ハンドル内蔵 | 厚さ 23mm・97g |
製品サイズ
取付イメージ
自転車フレームにあるボトルケージ台座に取付けます。 ボトルケージと一緒に取付けることで、本体が目立たなくなります。 フラットな形状なため、ほとんどのフレームやボトルケージと干渉することなく取付けが可能です。
ボトルケージ台座が無い場合は、市販のボトルケージアダプターのご利用をご検討ください。
オートバイの取付け場所の指定はありません。 ツールボックススペースやシート下の奥、カウル内などに、ゴムバンドやタイラップなどで固定して取付けてください。
自転車と同様にボトルケージアダプターを使用してハンドル周りなどに取付けられる場合もあります。
※エンジンやエグゾーストパイプの付近など高温になる場所を避けてください。
※怪我の原因になる可能性のある場所には取付けないでください。
※金属で覆われた場所や大きな金属面に接地しないように取り付けてください。