【活動報告第1弾】AlterLock第2世代の最新情報を解禁!

次期バージョンを心待ちにして頂いている皆様、お待たせいたしました。今回が活動報告第一弾となります。
ユーザーの皆様、次期バージョンを期待される皆様からは、SNS等で応援メッセージをいただくことが多くなっており、大変励みになっております。本当にありがとうございます。

開発スケジュール

6月末までにデバイスの筐体設計、基板設計、アンテナ設計が完了する見込みです。並行して、アプリの画面デザインも含めた再設計も実施しております。 以降は次のようなスケジュールを予定しております。

  • 7~8月:デバイスのファームウェア開発、アプリ開発
  • 9月:デバイス・アプリの結合試験
  • 10月:スマートフォン多機種試験
  • 11月:実地試験・モニター
  • 12月:リリース予定

アップデート内容

次期デバイスの主なアップデート内容は以下の通りです。すべてユーザーの皆様からのご要望が多かった事項になります。

アラーム音量の向上

体感で2~3倍になるように調整中です。音圧としては10dBの向上を目指しております。
音量をアップするためには、ブザー自体の直径を大きく、反響させるための空間をとり、高い電圧をかけるためのコイルが必要です。しかし、オルターロックの筐体は薄く細いため、これらに対応する部品や空間の確保が非常に難題でした。コイルについては特注部品を設計し、対応しています。

デバイスのスマート化

デバイス本体の幅を細くすることで、ミドルグレード以上のロードバイクでは主流のエアロフレームでもサイドへの張り出しを気にせず、装着していただけます。
空力解析の専門家にもアドバイスをいただきましたが、ボトルを取り付けた状態では現行のオルターロックでも有意な性能差はないということでしたが、サイクリストとしては拘りたいところでした。デバイスの一部がフレームのデザインに影響しないように、取り付け方向についても、現行バージョンは異なる方針を採用する予定です。

デバイスの強度アップ

ボルト穴周辺に金属スリーブを設け、筐体の厚みやリブを再設計し、大幅な強度アップを実現します。
現行バージョンでは当時限界の薄さを目指すために、筐体の厚みを部位によって限界まで削ったことで、強度が犠牲になってしまいました。第2世代では、金属スリーブを入れることでボルト締めトルクに対する強度アップを図っています。また、筐体の組付け方式も変更し、密閉性、防水性が向上します。

振動検知の誤検知防止

サイクルラック等でも安心してご利用いただけるように振動検知の仕組みを改善予定です。
振動検知は加速度センサーを用いて、設定した閾値を超えた加速度を検知するとアラームが鳴るようになっています。しかし、感度を低くした場合でも、サイクルラックで風で揺れる程度は大丈夫なのですが、隣の自転車がぶつかるような振動は案外大きく、反応してしまうケースがありました。サイクリストにとって、サイクルラックに停めるケースは決して無視することはできません。これに対応できるアルゴリズムの実装を検討しています。
その他にも複数の品質改善や機能向上、Bluetooth周りの改良やアプリも含めたアップデートも予定しておりますので、後日お知らせできればと思います。

外形・内部設計イメージ

右下が現行バージョン、左上が次期バージョンです。斜めにカットされた形状が特徴で、幅が広い部分でも現行より23%細く、狭い部分では35%細くなります。

こちらは内部設計のイメージです。現行版より基板のサイズが半分ほどになっており、パーツ配置・配線の工夫、特注部品の設計、アンテナ性能の確保・向上のため、最先端のハードウェア、アンテナの専門家が工夫を重ねています。

その他にも複数の品質改善や機能向上がございます。また、Bluetooth周りの改良やアプリも含めた機能向上も予定しており、後日お知らせできればと思います。

※こちらでお知らせした内容はリリースまでに変更になる場合があります

最後に

一日も早い完成を目指して尽力してまいりますので、引き続き、応援のほど宜しくお願いいたします。また、ご要望やご意見がございましたら、是非お寄せいただけますと幸いです。

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