AlterLock CycleGuardService

【開発報告 第5弾】AlterLock Gen2 開発および量産の進捗状況

昨年12月に予約販売を開始してから、予想をはるかに上回るご注文をいただいており、誠に有難うございます。

前回の活動報告から約3か月の時間が経ってしまいました。
その間の開発および量産の状況について、ご報告いたします。

過去の配信は以下の記事をご確認ください。

アプリの開発状況

アプリについては、ほぼ完成に近づいており、Gen2デバイスに対応したアプリを段階的にリリースしております。
もちろん、Gen1デバイスはこれまで通りお使いいただけます。

デバイスの開発状況

デバイスはこの3か月の間に、量産版の金型に複数回の修正を加えて、完成いたしました。

基板は十数回におよぶ微修正が加わっており、GPSおよびSigfoxアンテナの精度向上や干渉電波への耐性向上を行いました。都市部ではLTEの電波がGPSに大きく影響を及ぼすため、この干渉を抑えるための改善を行っております。

ファームウェアは、海外協力会社も含め日夜ビルドと動作確認を繰り返し、新機能の追加による問題の修正やデータ通信速度の向上、すべてのモジュールや通信インターフェースをマイクロ秒単位で制御し、消費電力の削減と安定性の向上を進めており、最後の調整を行っております。

アラーム音量の向上と並んで、加速度検知の性能向上はGen2の目玉となります。
振動検知感度の調整機能は、微細な振動を検知するレベルから、サイクルラックに掛けたときに発生する通常の揺れ(隣の人がぶつかったり)では検知せずに、地面に下したときに検知するような仕組みを実装できています。

量産の状況

中国が春節に入る前に、数千台分の部材を調達し、先行量産品として約100台の生産を行いました。これらのデバイスは、モニターユーザーの皆様にお使いいただくために準備しております。

現在、コロナ禍だけでなく、量産部材の調達に影響を及ぼす問題が世界的に発生しております。1月末には届く予定であった数千台分のモジュールの一部について、入荷が遅れています。

旭化成エレクトロニクス社の工場火災の影響

昨年10月に発生した旭化成エレクトロニクス社の工場火災によりTCXOという部材の供給不足の影響が全世界に及んでおります。

AlterLockでは、当該部品を採用しておりませんが、この影響を受けた世界中のメーカーが代替品の調達に動いている関係で、多くのモジュールメーカーが混乱し、供給に影響が出ているようです。

【参考】
半導体製造工場の火災について (状況のご報告)

旭化成の半導体工場火災 復旧に数カ月

旭化成 半導体工場火災 再開には時間 他社に代替生産依頼

コロナ禍における影響

コロナ禍において、リモートワークやステイホームの機会が多くなり、Bluetooth関連をはじめとしたモジュールの需要が急増し、世界的に半導体の供給不足が深刻化しております。

AlterLockでは、昨年10月の段階で量産部材の発注をしておりましたが、モジュールメーカーからの入荷予定に遅れが出ております。

【参考】
車載半導体不足の長期化懸念も、スマホ優先にEV需要増

「半導体が足りない!」その理由とは?

さいごに

既にご予約いただいている皆様にはご心配をお掛けする報告となり大変心苦しいのですが、用意できた数量から順次出荷したいと考えております。
上記のような情勢により、予約開始時にご注文いただいた方についても、出荷スケジュールの遅れが発生する見込みです。
今後のスケジュールについては、またお知らせいたします。