定期送信は、AlterLockデバイスの安心感を向上するために、多くのユーザー様からの要望を受けて搭載された機能です。
定期送信の利用シーン
以下のような利用シーンを想定しています。
- 屋外に長時間駐輪していて不安なので、異常を検知していない場合でも定期的に位置情報を知りたい。
- バイクを配送するので、定期的に位置情報を取得したい。
- AlterLockデバイスの通信状態を確認したい。
定期送信の動作
定期送信を有効にすると、ロック・アンロック状態にかかわらず、異常を検知していない場合でも位置情報を定期的に測位して送信します。
動作間隔はデバイス設定画面から設定することができます。
定期送信の動作中でも、ロック状態の場合、異常検知によるアラームや追跡動作が優先して動作します。
取得した位置情報の履歴は、メイン画面の「位置情報」から確認できます。
定期送信の間隔
定期送信の間隔はデバイス設定画面で30分から360分の間で設定することができます。
バッテリー消費について
位置情報の取得は消費電力が高いため、定期送信を長期間有効にしているとデバイスの稼働時間が短くなります。
必要な場合のみ有効にするか、定期送信間隔を180分以上にすることをお勧めします。
フル充電からデバイスの各状態における稼働時間の目安は以下のとおりです。
状態 | 稼働時間 |
---|---|
アンロック + 定期送信なし | 45日 |
ロック + 定期送信なし | 35日 |
アンロック + 定期送信(60分) | 7~15日 |
ロック + 定期送信(60分) | 6~14日 |
アンロック + 定期送信(180分) | 16~28日 |
ロック + 定期送信(180分) | 15~25日 |
よくある質問
以下の理由で位置情報が取得できない可能性があります。
- Wi-Fiのアクセスポイントを2つ以上発見したが、Googleのデータベースに位置情報が登録されていなかった。
- Wi-Fiを受信しておらず、上空が開けていなかったり、高い建物に囲まれているなどの理由で、GPSの電波が受信できなかった。
以下の理由で位置情報が送信されていない可能性があります。
- 定期送信を有効にしてから、設定された送信間隔の時間が経過していない。
- Bluetooth通信範囲外にある場合、AlterLockデバイスがSigfox通信エリアに入っていないか、エリア内であっても地下や周囲の電波環境が悪い。
- Bluetooth接続中の場合、スマートフォンがインターネット接続されていない。
ファームウェアの不具合により、バッテリー消費が大きくなる場合があります。最新のファームウェアで解消されていますので、バージョン1.3.27以上に更新をお願いいたします。
ファームウェア更新は、必ずUSBケーブルを接続し、赤色または青色LEDが点灯している状態で行ってください。